臨地実習の目的
臨地実習は、講義・演習で学んだ知識・技術を実際に病院や施設などで患者さんを受け持ち、病院の指導者や学校の教員に指導を受けながら、実践できる能力を習得します。患者さんが持っている病気がもたらす問題についてどんな看護が必要なのか、考えながら進めていきます。
臨地実習の内容
実習は、学年ごとに習得する内容と時間数が決まっています。1年次、2年次は、入院している患者さんの生活や看護を知るための病院での基礎看護学実習と訪問看護ステーションでの地域・在宅看護論実習があり、2年次後半より、成人、老年、小児、母性、精神看護学実習があります。実習先は、千葉市内を中心とした体制の整備された施設を確保しているため、充実した実習が可能です。学生は担当教員の引率のもと5名のチームで決められた施設に向かいます。3年次は、ほぼ実習が中心となります。
【1年次】
8月:専門分野(基礎看護学実習Ⅰ)の実習(45時間)
11月:専門分野(地域・在宅看護論実習Ⅰ)の実習(45時間)
1月:専門分野(基礎看護学実習Ⅱ)の実習(45時間)
【2年次】
9月~10月:専門分野(基礎看護学実習Ⅲ)の実習(90時間)
1月~ 2月:専門分野(地域・在宅看護論実習Ⅱ、成人老年、小児、母性、精神看護学実習)の実習(180時間)
【3年次】
5月~10月:専門分野(地域・在宅看護論実習Ⅱ、成人老年、小児、母性、精神看護学実習)の実習(540時間)
11月:専門分野(看護の統合実習)の実習(90時間)
実習施設
地方独立行政法人東金九十九里地域医療センター 東千葉メディカルセンター
千葉市社会福祉協議会 いきいきプラザ
千葉市保健福祉センター
千葉市保育所
千葉市内訪問看護ステーション 20カ所
千葉市内介護保健施設及び介護医療院 5カ所