1.本校の取り組み

 平成19年4月の開校以来、千葉市青葉看護専門学校学則28条の規定に基づき自己評価委員会を設置し、校長を委員長とし教職員の中から校長が指名する委員により取り組みを進めています。評価内容は、学校経営、教育課程・教育活動、入学・卒業対策、学生生活への支援、管理運営・財政、施設整備、教職員の育成、広報、地域との連携等、56項目について全教職員による自己点検評価を毎年実施し、集計結果を基に改善へつなげています。また、平成29年度より外部委員に参画いただき、結果の報告及び次年度の学校運営方針への反映などについて検討し、学校運営の円滑化を図るよう努めています。

2.令和7年度の学校運営評価結果

評価尺度】 4:良い 3:やや良い 2:やや不十分 1:不十分



中項目 小項目 令和6年度 令和7年度




目標策定 1 学校の理念や目的が教員や学生、保護者に周知されているか。 3.4 3.5
2 学校のビジョン及びそれを実現するための中期目標と単年目標を策定しており、教職員に理解され教職員の提案を活かしているか。 3.6 3.5
3 目標(単年度)に対する評価を年度内に実施し、その結果を教職員に周知すると共に、次年度の目標につなげているか。 3.6 3.5
組織・運営体制 4 運営組織や意思決定システムは明確で効率的になっているか。 3.4 3.3
5 組織間、各部署の連携は適切に図られているか。 3.0 3.0
6 運営会議や各種委員会の決定事項は職員に周知され、議事録は適切に作成、管理されているか。 3.5 3.6
教育環境等 7 教職員の確保がされているか。 3.3 3.0
8 教員の継続教育のシステムが整備され運用されているか。 3.0 3.0
学校評価の実施 9 学校評価を組織的に実施し、評価結果を教職員に周知するとともに、改善計画を策定しているか。 3.6 3.5
10 特色ある学校づくりを進めるために、教育内容の充実に努めているなど、学校独自のカラーを出しているか。 3.4 3.3
教育内容等の公表 11 学校運営及び評価の結果を学校関係者以外に、何らかの方法で公表しているか。 3.5 3.4
会議の開催 12 運営会議が、学校運営に関する議論の場となっているか。 3.5 3.5
会議の機能 13 課程会議が、学年及び各看護学の目標達成や年間指導計画実施の場として機能しているか。 3.3 3.2









教育目標の
設定と分析
14 教育理念並びに教育目標が教職員・学生に浸透しているか。 3.3 3.3
15 教育目標に、養成する看護師が卒業時において持つべき資質を明示しているとともに、卒業時の到達状況を分析していているか 3.5 3.6
教育課程の評価 16 教育課程は、教育理念・教育目標と一貫性のある内容になっているか。 3.7 3.6
17 定期的に教育課程の評価を組織的に行い、時代の要請、変化にあったものに修正しているか。 3.5 3.5
シラバスの妥当性 18 シラバス(授業計画書)は、学生が授業内容を理解しやすく、授業内容と一致しているか。 3.3 3.2
授業担当者の妥当性 19 授業の一貫性を確保するため、1科目の担当者数を最小限にするととともに、担当者間の連携が取れているか。 3.2 3.2
時間割の妥当性 20 効果的な授業運営を図るため、適切に時間割を調整しているか。 2.7 2.8
指導方法・内容の妥当性 21 授業内容や指導方法が学生レベルにあうよう工夫・改善しているか。 2.9 2.9
未履修科目への対応 22 未履修科目の原因分析を教員側と学生側とで実施し、対応策を講じているか。 3.1 2.9
修了認定の
公平性・妥当性
23 学生に修了認定のための評価基準と方法を公開しており、かつ、評価が公平性・妥当性が保たれているか。 3.5 3.3
実習環境・指導
体制の妥当性
24 実習目標に沿った病棟の選択及び学習環境・指導体制が整っているか。 3.3 3.4
実習における
倫理的配慮
25 実習における患者への倫理的配慮に関するガイドラインを作成し、患者等の同意を得た上で、実施しているか。 3.7 3.7
インシデントの
把握・分析・改善策
26 実習において、学生が関係したインシデント等を把握・分析しているとともに、改善策を講じているか。 3.1 3.2
実習指導の役割
分担と協働
27 実習指導者と教員の役割を明確にしているとともに、実習指導者と教員の協働体制を整えているか。 3.5 3.7
学生による授業評価 28 学生による授業評価を実施し、授業の改善に努めているか。 3.1 3.3
学生指導上の人権の配慮 29 学生指導において、学生に対して人権の配慮がなされているか。 3.3 3.3












学生確保 30 より多くの応募者を確保することに努めているか。 3.8 3.6
中途退学者の防止 31 中途退学者を少なくする工夫・努力をしているか。 3.3 3.3
国家試験対策 32 国家試験対策に個々の学生にあった指導・援助を実施いているか。 3.5 3.5
千葉市内の
就職率向上
33 卒業生の千葉市内就職率を高めるよう努めているか。 3.5 3.6








心身の健康管理 34 学生の心身面での健康管理体制が整っているか。 3.4 3.4
学習支援体制 35 学習継続・学習困難の支援体制ができているか。 3.5 3.4
進学相談 36 学生生活、進学、就職に関して学生の相談に十分に応じているか。 3.7 3.7
卒業生相談 37 卒業生に対する相談に対応するとともに、自己研鑽に対する支援をしているか。 3.5 3.5
卒業生の
就職先評価
38 前年度の卒業生の就職先での評価を把握し問題点を明確にしているとともに、その改善策を講じているか。 3.2 3.2
自主活動等の支援 39 学生のクラブ活動やボランティア活動等の自主活動を支援しているか。 2.9 2.8







適正な予算執行・事業の進行管理 40 予算計画、年間事業計画を策定し、適正な予算執行・進行管理を行っているか。 3.5 3.4
個人情報保護 41 学生、非常勤講師や教職員の個人情報保護について考慮しているか。 3.3 3.4
危機管理体制 42 災害など非常時の危機管理体制が整っているか。 3.8 3.7
学生意見の反映 43 学校運営などに学生の意見が反映されているか。 3.3 3.2




校舎の構造 44 校舎は耐震性に優れ、バリアフリーなどに配慮された構造になっているか。 3.7 3.6
施設・設備・
教材の妥当性
45 教育目標達成に必要な施設・設備及び新しい教材が整っており、活用されているか。 3.6 3.6
厚生設備の整備 46 学生のために、休息、親睦及び交流等を行うためのスペースが設けられているか。 3.2 3.3
47 保健室は適切に整備されているか。 3.6 3.7






職場内研修 48 学校の抱えている課題を踏まえた職場内研修を行っているか。 3.3 3.1
研修等の成果の共有 49 研修や出張で学会等に参加した成果を他の教職員に還元する仕組みがあるか。 3.6 3.6
臨床研修 50 教員が計画的に臨床研修に参加しているか。 3.0 3.4
研究活動 51 教員が研究活動の必要性を感じ、研究活動を計画、実施しようとしているか。 2.5 3.0
授業研究 52 教員同士の授業への意見交換・参加、講評でき機会があるか。 3.0 3.0


ホームページ・学校案内 53 オープンキャンパス・学校説明会で学校の魅力や特色を伝えられているか。 3.7 3.7
54 学校案内やホームページに学校の魅力やカラーが表現出来ているか。 3.6 3.6







施設開放 55 地域社会への貢献の一環として、学校設備を地元に開放しているか。 2.8 2.7
授業研究 56 地域との協力関係が確立しているか。 2.8 2.8

3.令和7年度全体のまとめ

Ⅰ学校経営について 【3.3】(3.4)
学校運営につての自己評価は大きな変化ではないが、0.1ポイント低下した。中項目「教育環境」のなかの小項目「教員の確保がされているか」という点では0.3ポイント低下した。専任教員は規定人数確保できているが令和7年度は産休から育休取得に入った教員と、長期研修に参加した教員がおり、事実上の欠員状態であった。また「教員の継続教育のシステムの整備」では教員のラダーは表示してあるが学内でのラダーに合わせた研修の機会が設けられていない。今後は短い時間でも機会を設定していく。
各種会議における決定のプロセスや、全体への周知、または報告の方法・ルート等原則に合わせた行動を今後さらに心がける。
学校自己評価は年度末に全教職員にて行い、集計した結果をホームページ上で公表している
Ⅱ教育課程・教育活動 【3.3】(3.3)
教育課程・教育活動についても昨年度と同じポイントの評価となった。
「未履修科目への対応」は昨年より0.2ポイント低下した。各学年で放課後の学習会を設定するなど未履修科目を持つ学生が出ないように学習支援を行っていた。今年度未履修科目を持った学生は3名で昨年度より減少している。科目毎の平均点は今までと大きな変化はないが、最高点と最低点の差が大きくなってきており、学生の特徴もあると考えられる。学習へ困難を感じて未履修科目を持ってしまった学生への指導では時間や対応できる教員の捻出など難しい点が多く継続した分析・対策が必要である。
カリキュラム遂行のための「時間割の妥当性」では多くの外部講師と、実習指導との両立を必要とする専任教員の調整は非常に難しい。予定の変更、変更の連絡周知は引き続きの課題となっている。しかし、3年間の学習が終了した学生はカリキュラムの内容について95%以上満足していると答えている。
卒業学年の学生の自己評価では臨地実習での満足度も高く、看護の専門性を学べたことから自己の成長を実感している様子がうかがえる。
今年度のインシデント・アクシデント報告は18件で昨年度より7件減少している。学生の実習記録や物品の忘れ物等に関するものが8件、情報管理関連が5件、対象とのかかわりに関するものが5件あった。インシデント発生時には必ず振り返りを行い教育の機会としている。
Ⅲ入学・卒業・国試対策 【3.5】(3.5)
令和7年度は一般入試Ⅰ期と同日に社会人入試を行い、3回の入学試験を計画通りに実施した。令和8年度入学生は80名を予定している。受験者数は減少してきており、令和7年度の入学試験の倍率は約1.5倍~2倍程度で推移している。
令和7年度の学生の退学者は1名、休学者は全学年で5名であった。(令和8年2月現在)退学及び休学の主な理由は未履修科目を持ったことをきっかけに進路再考であった。
国家試験対策は卒業予定の76名全員の合格を目指し、例年通り長期休暇中の補習講義や模擬試験を実施した。さらに学力に合わせた個別指導も行い、模擬試験の得点は大幅に伸び、50点以上 上昇した学生が多くみられた。学習支援は低学年から取り入れた。学生の修得度には幅があり、個別指導は今後も継続していく必要があると考えられるが課題も残っている。
就職支援に関しては入学時から市内就業に関してオリエンテーションを行い、2・3年次に進路担当教員から繰り返し説明している。今年度の千葉市内就業の内定者は就職希望者の92%となった。(千葉市病院局内定は33%)
Ⅳ学生生活への支援 【3.3】(3.4)
学生の心身の健康維持と、学習継続及び学習困難に対する支援を継続するために、引続き学年担当制とチューター制を取り入れ、きめ細かく丁寧な指導体制を整えている。
就職相談に関しては、進路担当教員と学年担当教員が協力し合って学生対応にあたり、支援を行っている。
就職支援としては、1・2年生を対象とした就職説明会(22医療機関参加)を学内で開催し、3年生には、個別の小論文対策・模擬面接指導を行った。
卒業生に対しては、卒業後も図書室の利用を許可しており、自己研鑽に励める環境を提供している。
令和6年度卒業生を対象としたホームカミングデーを6月に開催し、31名が参加した。卒業生の動向把握や卒業後の交流促進を図ることができた。
学費支援については、国や県の奨学金制度等を有効に活用し、幅広く多くの学生への支援を行った。
「高等教育の修学支援新制度」の支援を受けた学生は、合計39名で、その内、学費が全額免除となる学生は30名であった。
「千葉県保健師等修学資金貸付制度」については全学生の約6割にあたる152名が活用している。
就労経験者を対象とした「専門実践教育訓練給付制度」は、社会人枠入試の導入の影響もあり15名の学生が活用している。
Ⅴ管理運営・財政 【3.4】(3.5)
歳入については、千葉市からの運営補助金収入は計画通り、また学生納付金収入は、ほぼ資金計画どおり確保できている。
歳出については、事業計画を基盤に実際の状況を踏まえながら適正に執行しており、健全な収支バランスが保たれている。
個人情報の取り扱いについては、学校広報に使用する写真等について、全学生から画像使用承諾書を得るなど、個人情報保護に努めている。
個人情報及び安全管理の観点から学生・教職員の名札には苗字(ひらがな)のみと変更した。
危機管理体制については、非常時に備え、経年劣化した非常照明・誘導灯の交換を千葉市へ依頼している。
学校運営に関しては、年に1回、学生自治会との話し合いの場を設け、学生からも多くの意見を聞き、可能な限り対応している。
Ⅵ施設設備 【3.5】(3.5)
開校後19年を経過する中、経年劣化に伴う修繕必要箇所が確認されており、千葉市と調整を図りながら計画的に実施している。(今後の修繕予定箇所:非常照明・誘導灯、屋上防水シート)
空調関係(コントロール基盤、ファンモーターなど)の不具合が度々発生しており、適宜対応しているが負担額が増加している。
看護教材については、実践さながらの臨床体験ができる教材として、呼吸音聴診シミュレータ(ラングⅡ)や母子看護学では周産期全身シミュレータ(konohaこのは)を導入している。また不具合のある教材については、早急な修繕対応や修繕不可能な場合は賃貸借対応をして学習の質を維持し、効果的な看護実践能力を養えるよう努めている。来年度はフィジカルアセスメントモデル(フィジコⅡ)の導入に向けて準備を進めている。
Ⅶ教職員の育成 【3.2】(3.1)
教職員の育成では0.1ポイント上昇した。
教員の「研究的姿勢」で0.5ポイントの上昇があった。今年度は8月に日本看護学校協議会学会で「実習リフレクションの実践報告」を現地で発表した。次年度も発表希望が出ており、今年度の発表がきっかけになったと考えられる。
学会や研修会への参加は14件、21名、学内研修会は3回行った。学内研修では昨年度に続きリフレクションに関する学習内容を千葉県看護学校協議会主催の学校間ピュアレビューによる他校からの見学者を迎え行った。今後の学内研修は学校内で課題となっている内容について参加教員の希望をもとにテーマを決定し継続していく。
学会・研修会への参加は可能な限り希望する学会への参加が実現できるようにしていく。
次年度は日本看護学校協議会の中堅看護教員研修にも参加を予定し、教員個々から全体への教育力向上に努める
Ⅷ広報 【3.6】(3.7)
あおばガイダンス(学校説明会)を7月に1回、オープンキャンパスを8月に2回開催した。昨年度と開催時期及び回数は同じであるが、合わせて516人(昨年度484人)の集客があった。オープンキャ ンパスでは、看護演習体験及び在校生との座談会が非常に好評だった。
個別学校見学は、週2回、10月から3月まで予約制で実施している。
高等学校の進路ガイダンスに積極的に参加し、32校に訪問した。
ホームページは掲載の内容や写真の更新を行い、常に新しい情報の発信に努めた。 4月1日から1月31日までのホームページへのアクセス数は37,373回(昨年比107.87%)であった。1回の訪問で見られていたコンテンツ数は、昨年度比113.0%、また1回の訪問で滞在していた時間についても昨年度比117.8%と上昇していた。掲載内容の充実ぶりや訪問者達の関心度の高さが伺える結果となった。
進学サイト(リクルートスタディサプリ進路)を有効活用し、イベント申込み・学校パンフレット請求を効率的に行った。アクセス数は4月1日から1月31日までで25,692回(昨年比80.4%)であった。
学校パンフレットの請求数は1月31日までで1,039部。(昨年比61.6%) 減少の原因としては、進学サイトが実施しているパンフ取り寄せキャンペーンの内容が変更になったこと、デジタルパンフレットの普及などが考えられる。
Ⅸ地域との連携 【2.7】(2.8)
学校祭を9月27日(土)に開催し、地域住民との交流を図ることができた。
アリーナについては千葉市立青葉病院の職員に対し、グラウンドについては千葉市立青葉病院児童精神科のレクリエーション会場として開放した。
社会貢献として献血活動を行った。
千葉市いきいきプラザにおける健康フェスティバルにボランティアとして学生が参加し、血圧測定等を行い、地域住民との交流を図った。
千葉市立海浜病院における地震多数傷病者発生災害訓練に模擬患者役として23名の学生が参加した。

4.自己評価に対する外部委員の意見・質問

外部委員 学 校
Ⅰ 学校経営について
意見・質問なし  
Ⅱ 教育課程・教育活動

【串間委員】
・幅広く取り組まれている。

【長谷川委員】
・幅広く丁寧に学生指導、支援をしている。
・実習目標をスマートフォンにメモした学生を注意したとの話だが、だめなのか。
・現場ではAI、DX化が進んでおり、これらなしではまわっていかない。ルールを守って使いこなすことができると良い。それも学習のうちではないかと思う。

【日暮委員】
・実習リフレクションの取り組みについて、学校でどのようにやっているか、臨床側も知ることが必要だと思う。新人が学生時代にどう指導を受け、それがどう能力に繋がっているかがわかれば指導に活かせる。ぜひ参加させていただきたい。
・国家試験対策で、最高点と最低点の差が開いてきていると聞いた。臨床では指導をしてもなかなか改善されない人達が年々増えてきた。学力に合わせた個別指導で点が大幅に伸びたのであれば、どのような指導が効果的だったのか。学生が自分でその情報を持って臨床に来れば、その子に応じた指導がしやすくなるのではないかと思う。臨床で、どういう学習の仕方だと知識や技術が積んでいくか、最初の手探りに時間がかかる。指導の仕方と本人の覚え方に差が出ると離職に繋がるところがある。
・学生の培った力を、臨床に出てきたときに繋げるのが理想だと思う。新人が自分の学習スタイルを理解して、自分はこういう形で学習していくんだというのを指導者達に言えるようになると、指導者もそれに合わせて教え方を選択していくことができるのではないか。その繋がりができると新人教育の形が変わっていくのかなと思う。学校と臨床を「うまく繋ぐ」があるといいと思う。こんなにすごいことが引き継がれないのはもったいないと思う。
・現場のスタッフは、新人が入ってきたときに、新人の「学習スタイル」みたいなものをちゃんと見るようにしている。新人の学習スタイルを指導者が聞いてくれれば良いが、指導者側の教育も必要だと思っている。結局、教える側はそれに合わせて教えるほどのスキルがない。新人が入ってきたときにその子の学習スタイルを見るようにはしているが、結局は、自分がやってきた教え方でやってしまうので、どうしても変わっていかない。そこをマッチングさせるのが大事だと思っているが、本当にいろんな人が増えてきたので、なかなか難しい。
・教える側もどうして良いのか困ってきていることが最近増えてきている。色々やり方を尽くしているが、どれがこの子に合うのかがわからず、結局疲れてしまう。教わっている側も疲れてしまう。どうにかならないかといつも思っている。この評価の結果で出ているものを活かしていけるよう検討していきたい。

【松川委員】
・ホームカミングディが6月にあるのは、現場としては助かっている。環境にもやっと慣れ始めるかどうかの時期にみんなに会って、そのあとも繋げていらっしゃる感じがする。やはり、ストレートにうまくいかない新人もいて、そこの支援をどうしたら良いか。学校の時、実習の時こうしてたよね、と振り返ってもらうようにしているが、学生時代にどうしていたか聞いても、学生時代は必死だったのだろう。なかなか出てこない。継続して支援していただけるとありがたい。やめて欲しくないし、どんな看護をしたいかきちんと話してくれる。そういう人が育っていくのだろうけど、ペースがそれぞれある。
・学校の努力がすごくよくわかる。先生方が学生に合わせて支援しているのがわかった。

  
  
  
【菅原校長】
・患者名ではなく、自分の行動のメモではあるが、これから広がって患者さんの個人情報になると困る。学生は安易にスマートフォンを使うので、気を付けて行動できるように、意識を高めるように振り返りをしている。

  
  
【菅原校長】
・ぜひ参加していただきたい。


  
   
・点数が大幅に上昇した学生には、どういう学習をしたときに成績が上がったのか、自分で整理して後輩に伝えるように伝えた。自分で学習方法がつかめるようになるまで時間がかかったが、わかってきたら点数が上がったというのが一つある。それには友人や教員等の周囲の刺激や時期的なものも影響し、自分でやらなければという行動に繋がったと思う。


【中嶋副校長】
・校長が担当した学生で、120点台だった学生が200点くらいまで点数が上がった。まずは学生を否定しない。学習に来ているという目標が達成できるための環境を整えることをしていた。学生のレベルに合わせて伝える、これは教員の力によるものだと思うが、それが大事だと思う。結果、学生は変化し、おのずと点数が上がってきた。

Ⅲ 入学・卒業・国試対策
意見・質問なし  
Ⅳ 学生生活への支援
意見・質問なし  
Ⅴ 管理運営・財政
意見・質問なし  
Ⅵ 施設設備
【串間委員】
・この学校の校舎・土地は千葉市の所有となっている。修繕・改修については、学校運営に支障がないよう、安全性も含めて、千葉市が責任を持って行っていくことになっている。
 
Ⅶ 教員の育成
【長谷川委員】
・千葉県看護研究学会の交流集会で、集まった方々とリフレクションについて語り合ったり、考えたり、工夫点や困っている点など話し合いができれば良いのではないか。
 
Ⅷ 広報
【長谷川委員】
・広報が機能していなければ、学生確保は難しい。定員数を満たしていることから結果を出しているのではないかと思う。
 
Ⅸ 地域との連携
【串間委員】
・学校運営評価のポイントは数年前と比較してどうか、わかればお聞きしたい。
【菅原校長】
・令和5年度、6年度においては、「地域との連携」の評価がコロナ渦以降低値となっている。「広報」は比較的高値で推移している。設置後20年経過しており、所々修繕の必要な箇所が出てきているが、来校者から設備がきれいとの声が多く、「施設設備」は評価が高くなっている。大きくポイントが変化しているというわけではない。

令和7年度授業評価に対する外部委員の意見・質問

外部委員 学 校
【長谷川委員】
・教員が、どういう教員でありたいかをはっきり持っているから教員の授業評価が厳しくなるのではないか。学生と評価の乖離があると言うが、健全な結果なのではないかと思う。
・他校でも実習のアンケート回収率は高く、講義の回収率が低い。また、アンケートの方法では紙だと回収率が高く、FORMだと低い傾向にあるようだ。今回の調査も同様。そのように把握しているのを学生さんに伝わっていて、それは見ていく視点が伝わるだろうし、努力している分は伝わっているのかなと思う。
 
【松川委員】
・ここ数年で学生の傾向は変わっているか。現場からみると、新人は人にもよるが少しふわふわしている。自分事に捉えるのが得意ではない。あとは、人がどうとか、自分と人との区別を自分の中で整理している、人のせいにする。そこら辺で今の人達と違う傾向が出ているのか。社会人基礎力に繋がってくるのかなと思う。
・実習の知識と技術を合わせるというのは、すごく先生方の努力が実っているのだと思った。ありがとうございました。
【菅原校長】
・今までデータとして出していたのは科目ごとの集計であり、科目によって学生の意識が高いというのがある。学生の傾向を、実習指導だけのデータからではなく、感覚的に言うと、人のせい、○○のせいにする傾向がある。
・実習に対して、授業よりも自分達は緊張感をもって望むというのはずっと同じである。授業よりも実習のほうが数倍勉強になったというのも明らかである。
・社会人基礎力に繋がるかというところでは、授業の中で1年次と3年次に自己評価をしているが、各学年によって、集計すると集団の色があり,この項目が去年は高かったけど、今年は低かったとういような変化はある。あくまでも個別の自己評価になるため、伝達できるものが少ない。ただ、実習が繋がっている、実習の効果の意識というのは間違いなく例年ずっとある。
【日暮委員】
・臨地実習の学生の状況と新人の時とで反応が直結している。新人が「認めてもらえない」というが、決してそうではなく、そう受け取ってしまう現状があると、そこからなかなか進めない。環境に合わせて自分が変化するというところが課題としてある。他責思考の人達からしてみると変化するところまでいかない。それに対してどうアプローチするかが課題なのかなと思う。

 

5.自己評価委員会に関する規程

(趣旨)

第1条 この規程は、千葉市青葉看護専門学校学則第28条の規定に基づき、自己評価委員会(以下「委員会」という。)に関し必要な事項を定めるものとする。

(構成及び業務)

第2条 委員会は、校長を委員長とし、教職員の中から校長が指名する委員並びに学校外有識者の外部委員により構成する。
2 委員の任期は原則3年とする。
3 委員会は、自己評価の企画立案、分析及び進行管理並びに学校運営評価の最終評価を行う。
4 委員会は、委員長が必要と認めるときに開催する。

(自己評価の種類と定義)

第3条 自己評価は、学校運営評価及び授業評価とする。
2 学校運営評価は、教育機関としての機能を包括的に判定する評価とする。
3 授業評価は、学生による教育方法及び内容の評価並びに教員による自己の教育方法及び内容の評価とする。

(学校運営評価)

第4条 学校運営評価の評価内容は、次の各号に掲げるものとする。
 (1)学校経営
 (2)教育課程・教育活動
 (3)入学・卒業対策
 (4)学生生活への支援
 (5)管理運営・財政
 (6)施設設備
 (7)教職員の育成
 (8)広報
 (9)地域との連携
 (10)その他
2 評価の実施は、毎年度末までに行う。
3 評価は全教職員が行い、行った評価を参考にして、委員会が最終評価を行う。
4 最終評価の結果は、学校ホームページ等により公表する。

(学生による授業評価)

第5条 学生による授業評価の評価内容は、次の各号に掲げるものとする。
 (1)担当教員(非常勤講師を含む)の授業の進め方、授業内容の質等
 (2)学生自身の授業への取組姿勢
2 学生による授業評価の実施は、別に定めるところによる。
3 学生による授業評価は、授業を受けた学生が行う。

(教員による自己評価)

第6条 教員による自己評価の評価内容は、次の各号に掲げるものとする。
 (1)授業の準備及び授業の実施結果等
 (2)学生による授業評価の結果を踏まえた授業内容等の振り返り
2 教員による自己評価の実施は、別に定めるところによる。
3 教員による自己評価は、授業を行った教員が行う。

(委任)

第7条 この規程に定めるもののほか、この規程の施行に関し必要な事項は、校長が別に定める。

附 則

この規程は、平成19年4月1日から施行する。
この規程は、平成29年8月1日から施行する。

6.自己評価委員会

令和8年度千葉市青葉看護専門学校自己評価委員名簿

令和8年4月1日現在

氏 名 現 職 備 考
長谷川 美穂 公益社団法人 千葉県看護協会 常任理事  
川嶋 康平 千葉市保健福祉局医療衛生部医療政策課 課長  
日暮 奈緒美 千葉市立青葉病院 看護部長  
川村 美穂子 千葉市立海浜病院 看護部長  
五味 靖 千葉市青葉看護専門学校 非常勤講師  
中嶋 和子 千葉市青葉看護専門学校 校長 委員長
鈴木 のり子 千葉市青葉看護専門学校 副校長  
高石 郷美 千葉市青葉看護専門学校 事務長